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弊社会長が語るゼロ災運動の理念と実践〜安全への取り組みを深掘り〜【安全の日ブログ】

ゼロ災運動の理念と実践〜安全への取り組みを深堀り〜【安全の日ブログ】

今回は、「安全の日ブログ」の第一回として、弊社会長の「安全の日講話」(2018年6月21日)をお伝えします。

 

皆さん、日々現場での作業お疲れ様です。
今回は、私たちの社業において欠かせない「ゼロ災運動」について考えていきたいと思います。この運動は、ただの安全運動ではなく、私たちが働く上で重要な「人間尊重」の理念に基づく活動です。安全で健康的な職場を目指し、全員で取り組むことの大切さをお伝えしていきます。


1. ゼロ災運動とは?

まず、ゼロ災運動の目的から見ていきましょう。
ゼロ災運動の目的は、労働災害を減少させるための単なる統計的な目標達成ではありません。最も重要なのは、働く人一人ひとりを大切にし、全員で事故や病気のない職場を作ることです。つまり、「ゼロ災害」「ゼロ疾病」を目指しながら、人間尊重の理念を実現しようというのが、この運動の根幹です。

働く人の立場に立ち、安全と健康を「先取り」していくことが求められています。言い換えれば、事故や病気が起こる前にリスクを把握し、そのリスクを回避するための対策を積極的に行うことが重要です。


2. 具体的な活動〜危険予知と4S活動〜

では、具体的にどのような活動を行っているのでしょうか?
ゼロ災運動では、「危険予知(KY)活動」、「指差し呼称」、そして「4S活動」などの取り組みが行われています。これらの活動は、いずれも現場の「ヒューマンエラー」を防止し、事故を未然に防ぐために重要な役割を果たしています。

危険予知活動(KY活動)

現場での作業において、潜在的な危険を事前に察知し、それを周知・対策する活動です。それは我々が実施している朝礼です。作業前に集まり、「今日はどんなリスクがあるか?」を皆で共有し、それに対する予防策を確認することが含まれます。

指差し呼称

作業中、確認すべき事項を実際に指差し、声に出して確認する方法です。これにより、確認ミスを防ぎ、安全意識を高める効果があります。

4S活動(整理・整頓・清掃・清潔

作業環境を整え、効率的かつ安全に作業を進めるための基本的な活動です。整理された職場は、危険が少なく、事故を未然に防ぐために不可欠です。

これらの活動を通じて、私たちは「現場力」の向上を目指しています。つまり、安全な職場環境を作り、維持するための力を現場全体で高めていくことが目標です。


3. 人間尊重の理念が出発点

ゼロ災運動の出発点は、働く人を「仲間」として大切にすることにあります。
私たちの職場には多くの人が働いていますが、誰一人としてケガをしてよい人などいません。誰もが大切な存在であり、「誰一人ケガをさせない」という強い意志を持って行動することが、ゼロ災運動の根底にある考え方です。

職場全体で「安全」と「健康」を先取し、全員で事故を防ぐ。これが人間尊重の実現であり、ゼロ災運動の理念です。


4. 理念を実践に活かすために

ゼロ災運動は、理念だけの精神運動ではありません。この理念を実現するためには、「具体的な手法」と、それを実行するための「実践プログラム」が必要です。
私たちの職場では、これらの手法を活かして安全大会や職長教育などの場でゼロ災運動を実践しています。しかし、最も重要なのは「継続的に実施すること」です。毎日、意識を持って取り組むことが、事故ゼロを実現する鍵となります。


5. 日々の実践がゼロ災運動の成功につながる

最後に、ゼロ災運動の目的と理念を常に理解し、実際の作業に活かしていくことが重要です。
この運動は一度取り組めば終わりではなく、日々の作業の中で継続していくことが大切です。常に「安全」と「健康」を最優先にし、皆で職場の安全水準を高めていきましょう。


以上、ゼロ災運動は、職場全員が一体となって取り組むことで、より安全で働きやすい環境を作るための重要な活動です。これからも、皆でこの運動を推進し、いきいきとした職場を目指していきましょう。ご安全に。

◇ユニティー安全衛生管理 https://www.unity-grp.co.jp/safety-2/

 

◇ゼロ災害(中央災害防止協会) https://www.jisha.or.jp/zerosai/zero/index.html

◇イベント展示会安全施工推進会 https://esp-event.or.jp/

 

 

 

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